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秘密諜報員エリカ 6話 あらすじ [秘密諜報員エリカ あらすじ]

秘密諜報員エリカ 6話 あらすじ


2011/11/10 放送


依頼人の川瀬充(35)は1週間前に妻の玲子(30)が家を出て行った事を高橋エリカ(栗山千明)、戸塚宗一(杉本哲太)、園田純平(井出卓也)に打ち明ける。2人が結婚したのは5年前。玲子は自己啓発セミナー「真理の扉」に通い始めてからおかしくなったという。玲子はセミナーの施設に寝泊まりしているらしく、充は玲子を連れ戻して欲しいと依頼。エリカはセミナー生として施設の潜入捜査を開始する。

 代表の西山正道(39)の話に熱心に耳を傾けるセミナー生たち。傍らには職員の大橋美幸と竹原純一が控えていた。エリカは大橋に施設内を案内され、ある部屋に目を留める。そこは祈りの部屋と呼ばれる上級会員のための特別な部屋だった。セミナーの受講回数、寄付の額などで上級会員を決めているという。ドアは掌紋認証システムで施錠。入口には監視カメラ数台が設置されており、エリカはこの部屋に何か秘密があると考える。この後、この部屋から疲れ切った会員たちが出てくる。玲子も上級会員の1人だった。

 エリカは大橋と別れた後、小学校の同級生を装って玲子に近づく。エリカは婚約者に捨てられ、死のうとした時にセミナーの存在を知ったとウソの秘密を語り、玲子の心を開かせる作戦を実行。すると、玲子は子供を持つのが夢だが、なかなか妊娠できないと悩みを打ち明ける。玲子は充の両親や親戚から早く子供を作りなさいとプレッシャーをかけられていたが、充にもその事を打ち明けられず自分を責めるようになり、このセミナーに通い始めたのだ。

 後日、エリカは純平が作った掌紋認証用の手袋を使って祈りの部屋に侵入。中では西山と上級会員たちが怪しい祈りの儀式を行っていた。心を癒すセミナーは表の顔で、その正体はカルト教団だった。エリカは西山が差し出す聖杯を飲んだ後、皆がトランス状態になっている事に気付く。西山は玲子を含む数人の女性を布団が敷いてある奥の部屋へと誘導。西山は汚れた魂を浄化すると言って玲子に肉体関係を強要させようとする。

 玲子の身が危ないと感じたエリカは照明器具などを使って、火事だと大騒ぎする。信者たちはパニックになり、大橋から火事だと報告を受けた西山は女性信者たちと共に一目散に逃げ出していく。エリカは西山のセクハラを受けて震える玲子に駆け寄り、このセミナーがまともではない事を伝える。だが、玲子はエリカが差し伸べた手を払いのけ、自分が望んでここにいると主張。玲子は魂を浄化すれば子供ができると信じ込んでいた。

 事務所に戻って戸塚と純平に状況を伝えるエリカ。純平も調べ上げた西山の経歴をエリカに報告。西山は詐欺、恐喝、窃盗の前科があり、職員の大橋と竹原も一緒に検挙された過去があった。西山らは金になると踏んでインチキ宗教を始めたのだ。だが、完全に「真理の扉」を心の支えにしている玲子。エリカは西山の悪事を暴いて玲子の目を覚まさせると決意し、戸塚、純平と協力して西山の尾行を開始する。

 西山は床に転がる消化器を見て、火事騒動が狂言だった事に気付き、施設に邪魔者が入り込んでいると察する。この後、西山は竹原が運転する車で高級ホテルに移動。エリカは西山らを追って地下駐車場のエレベーター前へ。その時、エリカは背後に人の気配を感じる。エリカはいつの間にか黒スーツの男たちに取り囲まれていた…。



主題歌 月夜の肖像/栗山千明

月夜の肖像/栗山千秋 無料試聴できます





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